5月5日はWHO(世界保健機関)が定める世界手指衛生の日(WHHD: World Hand Hygiene Day)です。5月5日の由来は両手を広げた時の5本指。この日はヘルスケアにおける手指衛生の重要性を啓蒙し習慣化させることを目的に、世界中で活動が行われます。シュルケ・ジャパンもパートナー企業であるモレーンコーポレーションを通じて日本の医療従事者や患者さま向けに世界手指衛生の日について発信しています。
私たちの手は様々な作業をこなす重要なツールであると同時に、病原菌の伝搬にも一役買ってしまうことも少なくありません。
感染症の80%は汚染された環境表面に手で触れてしまうことが原因とされています。よく知られている風邪やインフルエンザ、大腸菌などもそのように伝搬すると考えられています。
また、SARS-CoV-2などのウイルスも感染者から飛沫した体液が周りの人の手に付着し感染に至るケースもあります。
手指衛生を正しく実施するためには、習慣化に向けた啓もう活動や教育が何より重要です。
シュルケ・ジャパンでは、手指衛生のポイントをわかりやすくまとめたポスターをご用意しました。
医療従事者のみならず、患者さまにも参考にしていただけたら幸いです。ぜひご活用ください。
医療従事者は1日に幾度も患者さまに触れます。患者さまを回復に導くうえで意識すべきはやはり手指衛生です。自身を感染から守ることは、患者さまを感染から守ることにもつながります。
医療現場のみならず、私たちひとり一人が日常生活の中でも手を清潔に保つことが、感染から世界を守る第一歩になります。
アルコールの使用量が上がると同時に増えるといわれているのが手荒れです。手荒れによる痛みや不快感から、手指衛生に消極的になる方、アレルギーなどの理由からアルコールの使用が難しい方のための選択肢として、ノンアルコール製剤や手荒れに配慮されたハンドソープやローションを揃えておくことも検討しましょう。
シュルケ・ジャパンでは、感染から世界を守るために、毎日の手指衛生をうれしい習慣にしたいと考えています。