品質管理
共通目標：エラーゼロ
シュルケでは、常に品質に対する総合的なアプローチを心掛けています。私たちの品質の定義には、製品やサービスそのものの品質だけではなく、お客様の運用に影響を与えるすべての側面と、それに紐づく関連事項が含まれます。私たちは「エラーゼロ」を目標に、製品とサービスの継続的な改善に取り組んでいますが、こうした取組みにおいては、コストや時間だけでなく、お客様の期待や要求についても充分に配慮しています。また、労働安全、環境管理、リーダーシップ、協力といった分野も品質コンセプトに盛り込んでいます。このような取り組みが、経済的な成功以上に、環境と社会への持続可能な貢献につながります。
独自の品質マネジメントシステム
ビジネス全般においても私たちの業界においても多くの基準、法律、ガイドラインがより厳しいものへとアップデートされてきました。シュルケはそうした動きが見られる前から高い基準を原則として自らに課しており、前進を続けています。1996年には業界内でいち早く独自のマネジメントシステムを構築しました。このマネジメントシステムは、シュルケの体制と組織が、その企業方針に基づき総合的に機能することを目的としています。社内プロセスだけではなく、お客様の期待や要求の実現から、労働安全の遵守、資源の保全、エラーとその原因の特定、スタッフや資源の提供まで、多くの影響要因を管理します。したがって、同システムは、次の5つの分野で構成されます。
- 人事管理
- 環境管理
- 労働安全管理
- 品質管理
- リスク管理
当マネジメントシステムは、本社の全部門および全支社・子会社が対象です。シュルケ・グループ全体に統一された基準を課すことが、世界中のお客さまからの信頼につながると考えます。
品質の見直しに向けた監査
私たちは自らの仕事に対して、最高の基準を課しており、定期的に社内外の審査システムから成る高度なプロセスを用いて自主監査を実施します。その結果、すべての法的要件が満たされるだけでなく、何よりも私たち自身が定めた高い品質基準が守られます。全社およびサプライヤーが監査の対象となります。監査の結果は、マネジメントシステムの効率性の高さを強調する一方、弱点と改善の余地を指摘します。それらの指摘事項こそが更なる最適化に向けた策を即座に導き出す貴重な情報です。
